外壁塗装や屋根塗装をする際には、お住まいの景観条例に従って行う必要があります。こちらでは、景観条例について紹介していますので、大阪で外壁塗装や屋根塗装を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
景観条例とは?

 地方自治体が美しい町並みや良好な都市景観を形成して保全するために制定した条例のことです。大阪府では美しい世界都市を目指し、大阪の景観づくりのために平成10年10月に大阪府景観条例が制定されました。大阪の色彩としては、全体的に明るめで落ち着いた暖色系の外壁が多い傾向にあるようです。
 また、地域別で見てみると、北部地域では全体的にグレー系の色彩が多くなっており、南河内地域では全体的に明度は高めで、彩度は低く淡い色の色彩が多くなっています。また、彩度の高い色彩は褪色しやすいので、耐久性を考えるならメンテナンスについても配慮しましょう。

外壁塗装の色を考える
 人それぞれ自分好みの明るい色や落ち着いた色などデザインをイメージしていると思います。
大阪府にも大阪府景観計画で定められた色彩基準がありますので、大阪府の景観色彩ガイドラインなどを参考にして外壁塗装をすることをおすすめします。外壁塗装を行う場合には、事前に色彩基準を確認しておきましょう。




色彩を選定するポイントは?
 建物の色を選ぶときには、街並みや自然の景観との調和を考えることも重要です。建物の面積を多く占めるのが、外壁の基調色です。街並みの景観はたくさんの建物の基調色が集まって作られているので、周りの建物とは全く違った色を使うと景観がおかしくなってしまうのです。
 色を決めるポイントとしては、まず景観イメージを考えることです。建物の用途などを考えながら、イメージに合った色彩を選びましょう。また、場所にあった色彩を考えることも大切です。それぞれの地域で街並みが違ってくるため、好みやデザインだけで選ぶのではなく、街並みやその場所にあった色彩を選ぶことをおすすめします。