4月初旬着工予定の築85年の古民家改修工事の構造補強を準備していますが、参考として我が家西川家の母屋(事務所敷地内北側)の小屋裏を調査しました。祖父が父が生まれた昭和9年に建築、父自身が大末建設の創業時の副社長と従兄弟であった事もあり、大末建設前進の親戚筋の大工によって建てられたと聞いています。小作農ですから大して広くもありませんが、大黒柱に(細いですが)5本の丸太の梁を巧みに組み合わせホゾとセン(釘を使わず)での仕口とその技術には驚くばかりで、近代の大工さんにはとてもできる技ではありません。