先般の大阪北部地震の被害から、建築と耐震について考えさせられました。東日本大震災では仙台や茨木で約3日月,熊本地震では約1週間でしたが建物の被害について調査させていただき機会がありました。学生時代、建築を計画する上での優先順位として、「安全」「衛生」「利便」「快適」の順であると学びましたが、一般には「コスパ」「快適(デザイン)」「利便(メンテ、使い勝手」「衛生」「安全」の順で重視されている様に思います。
 また、熊本地震でも実感しましたが、鉄鋼建物の被害が大きく、補修工事も困難で、工事範囲が大きくなる様です。鉄骨ALC建築は開口部(窓周り等)の被害が大きく、ここでも各窓間の壁が×状にひび割れています。

 


建築は気候・風土に合った工法・資材が最もその土地に馴染むと考えられます。