枚方市内の大阪北部地震による既存コンクリート擁壁のき裂の補修、復旧工事。当初、き裂部分の鉄筋を切らずに、コンクリート部分のみを斫り、配筋補強しつつ、コンクリートを増し打ちする予定でしたが、既存コンクリート擁壁の底盤が短く、コンクリートを斫ると擁壁の立ち上がりに負担がかかり、が転倒する可能性があるため、斫りを断念。底盤を大幅に増し打ちすることで、重みで擁壁を持たせるように方針転換しました。ただし、擁壁に負担がかからない様に、3回に分けて基礎の増し打ちを行います。
今回は三回目の基礎の増し打ち、これまでは基礎の増し打ちの高さは80p、高く打つと固まるまでのコンクリート自体が、擁壁の負担になるのを回避しました。